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スーツケースは網棚にあげるの?! ―ヨーロッパ旅行の準備・鉄道編【フランス・ベルギー・オランダ旅行記】

タリス



先日行ってきたヨーロッパ旅行準備、今回は鉄道編です(鉄道以外はヨーロッパ旅行準備編参照)。今回の旅程は飛行機でアムステルダムまで向かい、鉄道でパリ⇒ブリュッセル⇒アムステルダムとめぐって来ました。国間の移動はすべて高速列車のThalys(タリス)を使用。私は国間を移動する列車を自力で手配するのは初めてです。なので同じように初めての人に参考になるかもと、今回の手配の詳細を書いてみます。旅慣れている人には何の参考にもならないかも。

ブリュッセル⇒アムステルダムはタリスではなくユーロシティーだと安かったので当初はその予定だったのですが、どうもユーロシティーはスーツケースを置く場所が全く無く、大きなスーツケースでも通路ではなく網棚に上げなければならないとあったので、全行程タリスに変更。そのタリスも荷物置き場には苦労し場合によってはスーツケースを座席頭上の棚に入れなければならず、ここが一番心配したところだったのですが、これは後述。まずは購入するところから始めます。


チケット購入サイト


タリスのチケットはタリスの公式HPまたはフランス国鉄(SNCF) のサイトから英語で買えます。日本語で購入希望の場合は、レイルヨーロッパジャパンで買えます。



ただ手数料(1500円?)がかかるようなので、私はタリスの公式HPを選びました。さほど難しい英語はないですが、チケットやメールが送られてこないとか何かトラブルがあった際の対応も英語でやらなければないのが難点。私も今回、1通だけチケットの替わりとなるメールが遅延して届いたので、購入失敗したのかと思ってドキドキしました。


購入方法


タリスの公式HPでの購入は、トラブルがなければさほど難しいことはありません。割と直感的にわかりやすい構成になっています。なお、My datesのところは往復の日付を入れる欄になっていますが、私のような旅程の人はOne-way ticketにチェックを入れれば往の日付だけでOKに。

タリス 購入サイト


必要事項をいれて「search」をクリックすると、ずらっと候補がでてきます。1等・2等、変更不可の安いチケットや、変更可のチケットなどいろいろ種類があるので、希望のチケットをクリックします。

ちなみに2人分チケットを買う場合に横並びの席にしたい時は、「SEATING PREFERENCE」タブで「Beside」を選択します。


タリス 購入サイト


そうすると希望の号車やシートナンバーを入れるところがあって、ここは入力しなくても進めるようですが、私は進行方向に合ったシートに座りたかったのもあってここも入力しました(進行方向の席については後述)。空席の番号はタリス公式サイトの予約画面では決済前にはわからなかった(?)のですが、SNCFのサイトでタリスの予約をすると手続き途中で空きのあるシート番号が適当に割り振られるので、SNCFでも途中まで予約を進めて空席を確認して、そこから付近の空席を想像して入力していました。

最初からSNCFで予約すれば楽なのですが、私の方法が悪かったのかSNCFだとチケットの受け取り方法でチケットレスが選べなかったのでタリス公式サイトを使うしかなく、こんな面倒な感じに。もっといい方法があると思うけど、ちょっと私には分りませんでした。別に席にそこまでこだわりがなければ、号車やシートナンバーは空欄でOKそうなのでもっと簡単です。

チケットの受け取り方法は、窓口引き換えや郵送など何種類かありましたが、私は「チケットレス」を選びました。メールでバーコードが送られてくるので、それを印刷して持っていき、そのまま当日列車に乗ればいいので簡単です。車内で車掌さんが回ってきたときに見せればいいだけで、基本的に乗る前に改札でチェックもされないし打刻等も必要ありません(ただテロの翌日に乗った時は乗る前にチェックがありましたが…)。


安い席はすぐ売り切れる


タリスは安いチケットは早く売り切れてしまいます。乗車日の90日前から予約できるので、日程が固まったらすぐに予約したほうがいいです。ただ安いものは変更不可等の条件もあるので注意が必要です。

私はケチって2等にしたのですが、1等だと距離と時間によっては食事が出ます。今にして思えば、ヨーロッパはちょっとした食事でも高かったので、食費込みで考えると1等にしてもよかったかなと思います。ちなみにコーヒーやサンドイッチ等の軽い食事を売っている売店もあります(一番上の写真)。


座席の半分は進行方向と逆向き


タリスは、車両の中央から座席の向きが変わっていて、中央部分は向かい合わせになっており、座席の半分は進行方向と逆側に向いています。進行方向を向いている席希望で、少なくとも中央部分の知らない人と向かい合わせの席は嫌だったのでw事前にネットで調べましたが、どの方面の列車だとどちらが進行方向になるという情報がなかなか無く。数少ない情報からどうにか予約し、結果無事に進行方向向きの席に座れました。一応参考までに私の座った席を載せておきます。

アムステルダム⇒パリ coach 15 seat 86
パリ⇒ブリュッセル coach 7 seat 47
ブリュッセル⇒アムステルダム coach 16 seat 73

座席表は地球の歩き方のタリスのページなどにある座席番号表を参考にしてください。なお、2015年11月現在の情報なので、今後はかわるかもしれません。


荷物の置き場所が少ない


これが一番心配でした。一応各車両と車両の間にスーツケース置き場はあるもの、さほどのスペースはなく、満杯で置けない可能性もあるとのこと。かといって座席に持って行って足元や通路に置けるようなスペースは無いようです。で、そういう場合はどうするのかというと、スーツケース置き場らへんの通路に放置、または座席の上の棚に持ち上げなければなりません((((;゚Д゚))))

いやいやいやいや、そんな重いもの持ち上げられないし、そこら辺は考慮して座席横の通路に置いても大目に見てくれるでしょ、なんていうことはやはりなく、皆頭上に上げているようです。まじで…。そもそもあちらの人はハードタイプの大きなスーツケース持たないですしね。女性が重いもの持ち上げているとすぐにあちらの男性は手を貸してくれるジェントルマン揃いですが、それをあてにするのも申し訳ないし…。


タリスの荷物置き場対策 準備編


座席付近にスーツケースをおいておけるようなスペースはない、と言ってもちょっとぐらいはあるかも…とも思っていましたが、実際のところホントにありませんでした。通路はすごく狭く、車掌さんや食堂車に行く人、トイレに行く人で頻繁に人通りもあるので、スーツケース置いたら白い目で見られると思います。いざとなったら座席内の足元のスペースにスーツケース入れて座席に正座しようかwとも考えてましたが、実際行ってみたら足元にはスーツケースが入るほどの幅がありません。前の席の人が背もたれ倒しますしね。そもそもここに入るぐらいの大きさのスーツケースなら、頭上に上げるのも楽勝なサイズでしょうな。

タリス 足元タリス


写真で伝わるかどうか、足元も通路も結構狭いです。で、スーツケース置き場が満杯だった時の選択肢として残っているのは、スーツケース置き場近辺の通路に置く、ということですが、タリス内でのスーツケースの盗難もないわけではないらしいし、そんな入り口入ってすぐのところにほっぽって置いたら真っ先に標的になりそう…ということで、出発直前に慌ててこれ↓を買いました。ちなみに、スーツケース置き場は車両のドアの向こうなので、座席から盗まれないように見張るのは無理です。



鍵タイプだと落としたら悲惨なので、ダイヤル式にしました。こんなもん付けている人はいないと聞きましたが(実際私達以外いなかった)、安心には変えられん。そして万が一スーツケース置き場らへんにも置けない場合は、諦めて頭上の棚に持ち上げなければならないので、できる限り持ち物を減らしていきました。それでも行きの空港で測ったら11~2kgありましたが…。

実際の荷物事情


パリとアムステルダムは始発(毎回そうなのかは不明)だったので早めにホームに並んでおけばスーツケース置き場に置けるだろう、問題はブリュッセルだ、と思って行きました。が、アムステルダムでは掲示板にホーム№が表示されてすぐ(発車20分前ぐらい)にホームに向かったものの既にホームに大勢いて、私達はギリギリスーツケース置き場におけましたが、それでも一番上の棚。火事場のバカ力で肩の高さぐらいまで持ち上げて入れました。でも頭上に持ち上げるよりはマシよね…。

そしてそこもあっという間に満杯になって、溢れた人は皆座席の頭上に持ち上げていました。こういうのを見越してか、そもそも小型のソフトスーツケースを持った人ばかりでしたが、大型のスーツケースを持っている人も苦労して上げていましたね。ブリュッセルから乗った際は、降りる人も多いのですが乗る人も多く、こちらも私たちはギリギリ最後のスペースにねじ込むことが出来たのですが、溢れてその近くに積み上げて放置している人も何人かいました。車両によっては空きがあったり、何駅か過ぎたら場所が開いたりしていたので、この辺はもう運のようです。

タリス 荷物置き場

で、スーツケース置き場ですが、荷物に空きがあるときに撮った写真がこちら↑。こんな感じで鉄パイプの台になっているものの、荷物が満杯の時は当然このパイプも見えないぐらいにぎっしり埋まっていて、ワイヤーロックをひっかけることはかなり困難です。スーツケース置き場に置けた場合はどうにかひっかけられるのですが、一番使いたい「スーツケース置き場に置けずその傍にワイヤーロックでつないでおく」という方法は、積み上がった荷物を持ち上げなければならないので無理そうです。

ちなみにキャスターストッパーがあるスーツケースだったら、写真にある太い縦の柱につけることは可能かも。スーツケースの大きさにもよるけど、キャリーバーを伸ばして付けることになる。でも他の人がスーツケース取るのに邪魔になるか?スーツケース置き場の真横の側面には椅子がついていて座っている人がいたりするので、置けない場合も有り。


タリス 荷物置き場

ちょっと写真がわかりづらいですが、こんな感じで人が座ってる。心配な人はそこに座ってスーツケースを持っているという手もありますが指定席があるのに勿体ないね…。結局のところ、ワイヤーロックは、合ってもなくてもどっちでもいい感じです。重いですし。皆ロックもなく気にせず置いていて、こんなに心配している人はいないようです。まあ貴重品はスーツケースに入れないので盗んでも旨みは少ないですし。でも私は、次回行く時も多分持っていきますw 何時間も、駅に停車するたびに盗難を心配しながら旅をするのはしんどいので。

結論としては、スーツケース置き場に置けないという事態は普通にあって、万が一にも盗難が嫌ならいざとなったら頭上に持ち上げられるようにとにかく荷物を軽くする以外に対策はない!という感じです。そもそもみんな持ち上げられないような大きさのを持っている人は少なかった。道が石畳だったりで重いスーツケースではそもそも無理のあるヨーロッパ旅行、持ち物を運んでくれる人のいない庶民には、自力で持ち上げて運べるぐらいの荷物にすることが最良かつ唯一の手段のようです。




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