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19世紀の香水店に迷い込む ―パリのアンティークなコスメセレクトショップ BULY 1803【フランス・ベルギー・オランダ旅行記】


今回の旅行の中で一番買い物を楽しみにしていたのが、パリ左岸、サン・ジェルマン・デ・プレのボナパルト通り6番地にある「BULY 1803」。このお店は19世紀に実在した老舗香水店 Le parfumeur parisien Jean-Vincent Bullyを現代に蘇らせたもので、美容雑誌『CORPUS』の編集長を務めるヴィクトワール・ドゥ・タイヤックが2014年にオープンさせたというコスメブティックです。

※店内は許可を貰って撮っています 

BULY1803 パリ


すごいでしょう。何がすごいってこれ、美術館ではないですよ、一般のお店ですよコスメショップですよ、並んでいるものは飾りではなく売り物ですよ!ここは一体いつの時代なの?

BULY1803 パリ


1803年、ナポレオンやらなんやらの時代に迷い込んだかのような店内。大理石でできたカウンターには香水がずらっと。そしてカウンターの奥には、世界各国から集められたこだわりのオイルが並ぶ。

BULY1803 パリ


1803年当時は、天秤とかすり鉢とかつかって香水作っていたんでしょうか。そんな風景が目に浮かぶような。なんとなく薬局的な雰囲気がありますね。

BULY1803 パリ

BULY1803 パリ


蛇口が鳥の頭になってます。白鳥?鴨?よくわかりませんが、飾りではなくちゃんと使用できるようです。

BULY1803 パリ


床のタイルにはBULYの文字が。

BULY1803 パリ


香水やオリジナルコスメの他に、世界各国からセレクトしたオイルやパウダー、ブラシ、日本のツゲの櫛なんかも売っています。

BULY1803 パリ


自転車はディスプレイではないと思いますがw現代的なものも意外とマッチしてました。

BULY1803 パリ

BULY1803 パリ

商品のパッケージも、当時のカタログを元に作られたもの。一部の例外を除いてプラスチックは基本的に使われていません。隅々までオーナーの徹底した美意識と世界観で作り上げられた、こだわりの店。お店自体が芸術品だわ。

この内装とコンセプトのすごさにいろんな雑誌やメディアでとりあげられていて、写真を一目見た時からずっと行きたいと憧れていたお店でした。




オリジナルコスメは当時のレシピの復刻ではなく、現代人に合わせて一から作ったとのこと。フェイスクリームにボディーローション、歯みがき粉にシェービングクリームまで。アイテム数は少ないですが幅はひろいw

日本でもフランスでもオーガニックが流行りの傾向にある中、ヴィクトワール論はひと味違う。「私が集めた中にも多くの天然素材の商品があります。ただ、オーガニックか否かというよりも美容にとって最も良質なものは何かを一番に考えました。


特にオーガニックということに拘らず、天然素材の物を中心に美容に良いものを世界中から集め、作ったコスメのようですね。

BULY1803 パリ


端から端まで、ぜ~んぶ頂きます!と言いたいぐらいの、好みど真ん中のアイテムたち。ですが高い!やっぱり!石鹸1個で29ユーロ、その時の為替で4000円弱。おーまいがー。拘りぬいたプロダクト、安いわけもなく…。

ということで買ったのはこの2種類のみ。

BULY 1803 ビュリー Huile Antique

Huile Antique  200ml 38ユーロ
POMMADE CONCRETE 35ユーロ

アンティークな雰囲気たっぷりのガラスの容器に入ったHuile Antiqueは、軽い使用感のボディオイル(写真には写っていませんが、スプレー付属しています)。手のイラストのチューブはカモミールウォーターなどが配合されたハンドクリーム。こちらはかなり濃厚な、手で挟んで温めてから使うタイプです。夜向けかな。

なお、オイルの方は箱のままタオルにくるんで日本に持ち帰って開けてみたら、ほんの少し漏れていました。と言っても、容器が少しベタベタする程度ですが。口が完全には密閉されていないようなので、買う予定の方はもしかしたらビニールに包んで持って帰ってきた方がいいかもしれません。重く、割れやすいので気をつけて。

BULY 1803 ビュリー ハンドクリーム オイル

ちなみに瓶タイプのものを買うと、なんと箱に名前も入れてくれます。その時の店員さんによるのかもしれませんが、カリグラフィーみたいな美麗な文字です。モザイクで隠したのが惜しいわ。見えている部分は商品名。これ、大事な人へのプレゼントにすごくいいだろうな。と言うか私が欲しいわ。

BULY 1803 ビュリー Huile Antique


カタログも、写真じゃなくてイラストなのが雰囲気たっぷり。

BULY 1803 ビュリー ハンドクリーム


さて、名残惜しいですが、そろそろお会計をして外へ。

BULY1803 パリ

BULY1803 パリ


紙袋を手に、幸せな気持ちでお店を出る。そこらの観光地も目ではないほど満喫しました。古いもの好き、アンティーク好きにはたまらないお店。すごくおすすめ。しかも化粧品店、ボディケア好きにはもう天国ですね。またここに来たい、いや、住みたい。

BULY1803 パリ

BULY 1803
6, rue Bonaparte 75006 Paris
営業時間 10:00~19:00 日曜定休
http://www.buly1803.com/en/

運が良ければ、日本人の店員さんがいます。また英語のHPもあり、オリジナル商品に関しては商品説明が載っているので、会話に不安な人はそこであらかじめ調べていくと選びやすいかも。

なお、ラファイエット内にも支店ができたとかないとか、ちょっとここは未確認です。


こっちも素敵。ただおそらく、デパート内なので本店ほど凝った内装ではなさそう。アンティーク好きの方は、ぜひ本店に行ってみてください。



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