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【ドラマ】名探偵ポワロ『安いマンションの事件』 ―題名の割にサービス満載の話


『安いマンションの事件』

なんというそっけない題名w もうちょっとどうにかならなかったものか。原作は短編集『ポアロ登場』収録の「安アパート事件」。

ま~た潜水艦の設計図が盗まれて、なんかそんな大事なものなのにしょっちゅう盗まれるのね、どんだけ管理緩いんだと思ったのですが、そう言えばドラマでは「なぞの盗難事件」で盗まれたのは戦闘機の設計図に変更になっていたんだった。原作では短編「なぞの盗難事件」は、これまた短編の「潜水艦の設計図」のリライト版で、どちらも盗まれるのは題名からわかるように潜水艦の設計図です。

対して、この作品の原作「安アパート事件」で盗まれるのは海軍の軍事計画に関する重要書類。なんでいろんな作品で盗まれるものをちょこちょこ変えているのかはよくわかりませんが、とりあえず世の中の機密書類というものはよく盗まれるようです。

ミス・レモンのクリンクリンが前作にもまして離れていっています。今作では、正面から見たらほぼ普通のデコだしひっつめ、しかし横向くとちらっと見えるクリンクリン。これは前髪が伸びて額でクリンクリンしづらくなったんですかね。そしてヘイスティングスと言えば―


アナグマの毛と、壁紙用ブラシと、どっちがいいかな ( ・`ω・´)


…何を言っているんだこいつは。ロビンソンさん達でなくともお口ポカーンですよ。それでもがんばってしゃべり続けるヘイスティングズ。なんかもう、ヘイスティングズが頑張る場面は空回り具合がいたたまれない…もう止めて…w ぜったい失敗するぞ、やらかずぞ、とぞわぞわしながら見ていましたが、やらかしたのはポワロさんでした。ええぃ、ドジっこめ!

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以下、軽くネタバレあり

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ドジっこついでに、侵入者にわちゃわちゃやってあっさりピストルまで取られちゃった。先まわりして有利だったはずなのに、しかも二人がかりだったのにw これはダサい、ダサすぎる。ポワロさんもお年だし、そんな派手なアクションはできないのよ…とホロッと来ましたが、しかしやはりポワロさんの方が一枚上手でした。FBIやらピストルやらギャングやらボニー&クライド出てきて、これはギャング映画かというような雰囲気もありながら、いつも通り爽快でこじゃれたラスト、そっけない題名とは裏腹にサービス精神満載の話。手描き感溢れるあの波止場のシーンも、サービスに違いない。きっとそう。今週も面白かった。

なお、ロビンソンさんってどれぐらいありふれた苗字なの?スミスみたいな、佐藤とか鈴木みたいなもの?と思ってググってみたのですが、ちゃんとした調査結果は見つけられず。出展不明の知恵袋の回答しか見つけられなかったのですが、それによるとRobinsonはイギリスの苗字ランキングで14位。知りたかった「人口のどのぐらいの割合がRobinsonさんなのか」までは調べられず。割合ではないのであまり参考にはなりませんが、日本の苗字の14位前後の苗字は佐々木、山口、松本。何人に一人いるのかはわかりませんが、上手い話でつられる人の中に1組ぐらいはいてもおかしくない程度にはメジャーなんですかね。

来週は「誘拐された総理大臣」です。


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