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【都内でできるものづくり体験】江戸切子のお皿とグラス作り ―清秀硝子工房で伝統工芸、体験してきました!

手磨き

お稽古に通うほどではないけれども、ちょっとやってみたい・一度体験したいと思うことはいろいろあると思いますが、私にとってその内の一つが江戸切子。ガラス細工は本やネットを見て独学でちょっとやってみるということが不可能な、絶対に自分一人・自宅ではできない非日常的な体験。その上日本の伝統工芸です。和文化好きには溜まりません。家にも江戸切子のウィスキーグラスがあってカットが鋭くてとても綺麗に光るのですが、あんな細かな細工ではもちろんないものの、初めての人でもできるお皿とグラス作り体験ができるというので、不器用なわたくしめがレビューブログからの招待で行って参りました。

場所は亀戸にある「清秀硝子工房」。

江戸切子 清秀硝子工房

講師の方は伝統工芸士の清水秀高さん。

ミッキー 江戸切子

ガラスは写真撮るのが難しいかったのですが、中央下あたりにあのマークが見えるでしょうか?ディズニー公認のミッキーマウスの江戸切子の製作もされています。


江戸切子のお皿とグラス作り 概要


ここで体験できるのは、江戸切子のお皿とグラス制作。今回は1日で両方体験して来ましたが、片方ずつも可能。ただしグラスは削る面が曲線でちょっと難しいので、お皿を体験した人向けです。難易度・作業時間の差はありますが、どちらも「割出し」「粗摺り(切子)」「石掛け」「磨き」「仕上げ」という全工程を体験することが出来ます。

江戸切子 作業工程

特に清秀硝子工房の体験では昔ながらの「手磨き」という手法が体験できるのが特徴。最近だと薬品に浸けて磨く「酸磨き」という技法が主流になりつつあるので、この工程を手作業でやり、しかも体験で一般の人もできるところはそんなにないとのこと。

手磨き

工房内はこんな感じ↓ いろいろな道具が所狭しと並んでおり。

清秀硝子工房 江戸切子

粗摺りだけこの機械で―

粗摺り(切子)

あとの工程はこっちに移って、中心の回転する部分の素材を何度も替えながら行っていきます。

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江戸切子 お皿 完成

午前に作るお皿は、先生も一緒に作ってお手本の作業を見ながら進めます。もちろん不揃いな左が私の作ったお皿。写真だとうまくごまかせていますが、近くで見ると削り残しやらなんやらのアラが沢山w お皿の方は所要時間は~2時間とあり、実際に一人だと1時間ぐらいかかりました。その後はお昼休みを挟んでから、削る面が曲線になってもうちょっと難しいグラス作りへ。では、実際の工程はどちらも似た感じなので一緒に紹介していきます。


江戸切子 作業工程


グラスの色は赤と瑠璃から選べる。私は瑠璃を選びました。

江戸切子 赤・瑠璃

まずは「割出し」。器に金のマジックで模様のガイドとなる線を引いていきます。

割り出し

次はその線を目安にして削っていく「粗摺り(切子)」。一度削ってしまうと修正ができないのですが―

粗摺り(切子)

粗摺り

グラスはお皿の時と違って色もついているし、特に側面が曲線なので難しい。真っ直ぐ削れずヘナヘナに。

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見事に斜めっています。金の縦のラインに沿って削るはずだったのですがw

作業台 江戸切子

次は作業場所を移って「石掛け」。

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先ほど粗く削った部分を、さらに細かく削って行きます。

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回転する部分を粗い目から細かいものに替えていきながら、削りこんでいきます。

磨き

磨き

木槌でたたいて、円盤状のグルグル回っている削る部分を何度も取り替える。1本の線を作るだけでもいろいろな作業が必要なんですね。そしてお次の工程が、他ではできないなかなか貴重な体験「手磨き」。

手磨き 江戸切子 ブラシ

藁みたいなのでできた筆に磨き粉を付けて、それを円盤部分に何度もつけながら磨いていきます。

手磨き

削り程華のあるイメージではないけれども、削れて曇っていたガラス面がぱっと透明に光るのでなかなか楽しいです。ガラスって綺麗なのね、と思う瞬間。

円盤部分をいろんな素材に替えて何度も磨くのですが、ブラシ状の円盤↓の時は、毛がグラスの口に引っかかるとそのまま回転に乗って飛んでいってしまうそうなので、引っかからないよう持つ角度に気を付けながら慎重に磨きます。ちょっと緊張しましたね。

手磨き

江戸切子 手磨き

ガラスの曇りがだんだん取れてきました。最終的にはこんな何層にもなったフェルトで磨く。

手磨き

動画も取ったのですが手ぶれが…。



そうそう、この作業で磨き粉の飛沫がちょっと飛ぶので、服装は上下ともに飛沫が目立つ黒、あと白も避けたほうが良さそうです。そこまで激しく汚れたはせず、付いたものも洗えば落ちますが、薄茶の液体が細かく飛んでくるのでベージュか柄物の服がいいと思います。その後も予定がある人はエプロン等を持参すると安心かもしれません。

緊張の作業を終えたら、周りについた研磨剤を洗って落として、出来上がり~。

江戸切子 グラス 体験

もちろん左が先生のお手本で、ちょっと磨き粉の粉が飛んでしまっているので写真うつりが悪いのですが、実物はもっときれいです。私がやった方は線が曲がってるとか斜めってるとか2本・3本になってるとか削り残しだらけとかそういうのは置いておいて、削った線のキレ込み具合がまず全然違う。先生の方は削った角が鋭くって、なんというか力強さがあります。キラキラ綺麗なのはそのせいなのかな?

最後は自分で作ったお皿とグラス、そして先生のお手本のお皿も持ち帰ることができます。嬉しい。何に使おうかな。ガラスは熱に弱いわけではなく急な温度変化がダメなだけで、熱いお茶をいれても大丈夫なんだそう。


体験をおえて ―感想


江戸切子 グラス 体験 都内 お皿

お皿とグラス作りは~6時間とありましたが、一人で全部で4時間ぐらい(内、お昼休憩1時間含む)でした。最大3人まで申込可能で、人数が多くなるほど時間がかかるそうです。江戸切子づくり体験は、難しいか簡単かといえば難しく、綺麗にできるかといえばできませんがwでも終わった後は謎の達成感があります。。作り終わった後に日の光に透かすと、さっきまで曇っていたガラスがキラキラしていて、見ているだけで嬉しい。自分で作ったものはヘナヘナでも不揃いでもやっぱり愛しいよね。それに作って終わりでなく、その後もずっと家で使えるのが良いです。

最初は長くて疲れるかと思いましたが、4時間はあっという間でとても楽しかった。そしてまた次行ったらもっとうまく作れるかな、と思ったり。なんかもう一回挑戦したくなります。女性一人で参加される方も結構いらっしゃるらしいです。限られた土日しか催行していないのですが、モノ作りが好きな人、和文化・伝統が好きな人、綺麗なものが好きな人はとても楽しめると思うので、気になる方はぜひ。



清秀硝子工房
東京都江東区亀戸5-13-11
亀戸駅から徒歩4分

飲食店の並ぶ通りから一本入ったところにある、江戸切子のショーケースが目印。

江戸切子 清秀硝子工房

近くに亀戸梅屋敷があり、江戸切子のショールームとショップも入っていて帰りに綺麗な江戸切子を見て帰ることも可能。

亀戸梅屋敷 江戸切子 ショールーム

◇亀戸・江戸切子づくり◇職人から直接学べる 江戸切子のお皿とグラス作り
料金(税込):12,960円~ ※現金払いのみ
持ち物:特になし
服装:動きやすく、汚れてもよい服装で ※黒い服は特に汚れが目立つため避けてください。


※申し込みはWeekle(ウィークル)から行いました。ネットで催行日・空席確認&予約ができるので手軽に体験予約ができて便利です。

■Weekle(ウィークル)■
「非日常」をコンセプトにした「体験」を予約できるサイト。江戸切子や陶芸等の日本文化から、ポーセラーツ等の手作り体験、ボルダリングや密室脱出、忍者体験まで、さまざまな非日常体験が予約できます。入会金無料。Facebookを利用した「お誘い機能」があり、Weekle(ウィークル)に登録している人同士なら、Facebookでつながっている友人に、プランと日にちを設定してお誘いすることが可能。


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