旅行鞄にクリスティ

海外旅行とアガサ・クリスティのブログ 最近はコスメ・ファッションの感想に侵食されぎみ

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2017

【本】『忘られぬ死』(アガサ・クリスティ著) ―面白いけど他作品の寄せ集め感が…

『忘られぬ死』☆☆☆★★☆4つか3つでとても悩んだうえで、☆3つにしました。ポアロ、ミス・マープル以外のアガサ・クリスティ作品はそんなに読み返していない為、筋もいつ読んだのか、この本持っているのすらもすっかり忘れており。多分かなり前に読んだのだと思いますが、もしアガサ・クリスティの他の作品をあまり読んでいないころに読んでいて、その頃の感想を覚えていたら☆4つ付けていたかも。この長編は、『黄色いアイリス』に収録...

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2017

【本】『そして誰もいなくなった』…ってつい呟きたくなるよね?(アガサ・クリスティ著)

『そして誰もいなくなった』✩✩✩✩✩久々にポアロ物以外の本の感想を…、といいながら相変わらずのクリスティ作品です。来週2夜連続で仲間由紀恵主演のドラマが放送されるので、それに合わせて原作を再読。海外物が日本でドラマ化されるとイメージが違ってガッカリすることが多いのですが(特に思い入れの大きい話は)、この話はそんな思い入れ無いので結構楽しみにしています。仲間由紀恵でミステリーとなると、つい全部全てまるっと...

26

2017

【本】『鳩のなかの猫』(アガサ・クリスティ/ポアロ)―学園生活における充分な大きさのお乳とは

『鳩のなかの猫』☆☆☆★★ (⇒ドラマ感想はこちら)すごいつまらなかった印象があったので殆ど読み返してなかったのですが、改めてい読むと普通に面白い、いやそうでもない…?とりあえずすごくつまらなくはないです。前にも書いたけど、初めて読んだ時期が近かったのか、後期の『鳩のなかの猫』『複数の時計』『第三の女』は、ぜんぜん違う話なのに私の中で混ざりがちだったせいでイメージが悪くなっていただけかも。とりあえずあら...

01

2017

【本】『複数の時計』(アガサ・クリスティ/ポアロ)―とりあえずふぉーりんらぶしておけば良い、という考え方

『複数の時計』☆★★★★すごく久々に再読しました。これはポアロ物の中ではかなり遅くなってから読んだ本の上に、すんごいつまらなかった、という印象だけが残っているため、多分2回ぐらいしか読んでいない。おそらく持っているアガサクリスティの中で一番読み返した回数が少ない本がこれ。『ビッグ4 』程の悪い意味でのインパクトもないので、「今読み返せば違う感想かも?!」みたいなつまらないからこそあえて挑む気にすらもならず...

25

2017

【原作本】『オリエント急行の殺人(オリエント急行殺人事件)』(ネタバレあり)-探偵側で、犯人側で(アガサ・クリスティ著/ポアロ)

『オリエント急行の殺人』☆☆☆☆☆ついに来ました、『オリエント急行の殺人』です(ドラマ版感想はこちら)。感想、めっちゃ長いよ!この話は以前個人的アガサ・クリスティ作品の中で好きな話ランキングで3位にあげた話で、今は『ナイルに死す』が落ちた分上がって1位か2位かぐらい好きな話です。『アクロイド殺し』の感想時も書きましたが、絶対にネタバレを食らわずに読みたい話であり、かつその衝撃・有名さゆえに人生の内で読む前...

15

2017

【本】『ハロウィーン・パーティ 』(アガサ・クリスティ/ポアロ)

『ハロウィーン・パーティ 』☆☆☆★★これまで登場したいろんな人物が出てくるお話。まずは物語の発端をつくるオリヴァ夫人、そして『マギンティ夫人は死んだ』で登場したスペンス警視…いや引退しているので元警視も登場。本作はポアロの方からスペンスを訪ねて事件に興味を持たせる、『マギンティ夫人は死んだ』とは逆バージョン。そして本人は出てこないものの情報屋ゴビィに『鳩の中の猫』のブルストロード(バルストロード)校長...

04

2017

【本】『三幕の悲劇(三幕の殺人)』(アガサ・クリスティ/ポアロ) ―出版社によって内容が違う?!

『三幕の悲劇(三幕の殺人)』☆☆★★★(ドラマ感想はこちら)☆二つですが、話だけ見たら☆3つかも。これは以前苦手な話の第2位にもあげたように、ずっとずっと受け付けなかった作品です。何故かというと、ヒロインのエッグを筆頭とする主要登場人物3人が全員苦手なタイプだから。エッグは恋愛至上主義で、邪魔をする人には遠慮なく嫌な顔をし悪態をつき、意中の人の気をひくためには誰の好意も利用し、結局最終的には泣きわめいて退場...

22

2016

AmazonのKindle版等でアガサ・クリスティ作品電子書籍が半額セールに!クリスマスにはクリスティを

今日いつもの通りツイッターを覗いていたら、早川書房からこんなツイートが…!本日より各電子書籍書店にてクリスティー作品全点半額セールが開催されています。「クリスマスにはクリスティーを」、電子書籍でもいかがですか?詳細は以下をご覧ください。アガサ・クリスティー電子書籍版 全101点半額セールがスタート!https://t.co/nwQjLYw0aE— 早川書房 (@Hayakawashobo) 2016年12月22日マジか…!急いでamazonをチェックしてみる...

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2016

【本】『死との約束 』 (アガサ・クリスティ/ポアロ) ―制限時間24時間で事件を解決せよ

『死との約束 』☆☆☆★★この話はたしか面白かったようなつまらなかったような、そんな感想のみ覚えていてあまり読み返しせず内容はうろ覚え、犯人わかってるようないないような。…という感想をここしばらくの作品で書き続けているような気がしますが、第10シリーズまでに面白い長編はほとんどドラマ化しちゃったので、こっから先はこんな感じのばっかで、そんな何十回も読み返したような原作の話はあまりないよ。しかしそうはいって...

17

2016

【本】『第三の女』(アガサ・クリスティ/ポアロ) ―小汚いクリスティ版オフィーリア

『第三の女』☆☆☆★★(ドラマ感想はこちら)ビートルズとかも出て来ちゃう1966年とかなり後期の方の作品。オープニングがとても好きだったのになぜかあまり面白くない印象があってあまり読み返していなかったのですが、読んでみると普通に面白かった。多分『複数の時計』と印象が混ざった? なんでか後期の『鳩のなかの猫』『複数の時計』『第三の女』は、ぜんぜん違う話なのに私の中で混ざりがちです。殺人を犯したかもしれない、...

09

2016

【本】『マギンティ夫人は死んだ』(アガサ・クリスティ/ポアロ)―日本でいう与作が木を切っている的話

『マギンティ夫人は死んだ』☆☆☆★★これは特につまらないというわけでないものの何故かそんなに何度も読み返していはいなかったので、犯人を覚えているような忘れているような他の話と混ざっているような…なので久々に初読時のような脳みそ引きずられ感と謎解きを楽しみながら読む。よ~し、片っ端から疑ってっちゃうぞ!あらすじはウィキペディアより引用―掃除婦としていくつかの家で働いていたマギンティ夫人が何者かに殺された。...

20

2016

【本】『満潮に乗って』(アガサ・クリスティ/ポアロ) ―ローリーが好みじゃない

『満潮に乗って』☆☆★★★これはあんまり読み返さない話の一つ。あんまりに読み返さないのでどこが気にくわないのかも忘れてしまっていましたが、久しぶりに読んでみて、そうだ最後主人公の選んだ男が気にくわなかったんだわ。イギリス製 キッチン 卵ケース 高さ26,5cm カントリー調 ニワトリ型 エッ...戦争といういものは人から思考を奪いを機械的に服従させ個を無くしていく恐ろしいものだ、という話だったらその辺によく転がって...

09

2016

【本】『ひらいたトランプ』(アガサ・クリスティ/ポアロ) ―なんで犯人当たらないんだ…!

『ひらいたトランプ』☆☆☆☆★クリスティ作品にはしばしば晩餐の後にブリッジが登場し、その度に紳士淑女の嗜み的な感じで憧れるものですが、この話を読んだ時ほどブリッジを覚えておけばよかったと思う作品はないですね!ブリッジのルールが理解できれば、この面白い話がもっと面白くなるはず、と読むたびに思います。そしてあとがきに書かれた長ったらしいブリッジの解説をチラ見して速攻で諦めます。ここまで毎回お約束通り。とり...

30

2016

【本】『ホロー荘の殺人』(アガサ・クリスティ/ポアロ) ―主に登場人物達の嫌な所に共感する話

『ホロー荘の殺人』☆☆☆★★クリスティの話を、そりゃご都合主義的だろうというようなハッピーエンド系の話と、ねっとりとした後味悪い系の話の2つにわけるとすれば、これは後味悪い系の一つ。推理小説というより普通の小説に近い気もします。ポアロの登場や殺人が起こるのもそこそこ遅く、そして登場しても他の登場人物と同じような感じの扱いを受けているような感じの文章。なのでちょっと偏屈で扱いづらいポアロの内面も結構書か...

23

2016

【本】『ナイルに死す』 (アガサ・クリスティ/ポアロ) ― 一番好きな話だったけれども

『ナイルに死す』 ☆☆☆☆☆来ました、前にアガサクリスティで好きな作品№1にあげた『ナイルに死す』です。今はドラマを見るのに合わせて再読しているわけですが、先週が№2の『杉の柩』だし『五匹の子豚 』もあったし、ドラマスタッフは私を狩りに来ておる。普段読む時はあまりに好きなものは再読を後回しにしていたりします、なんとなくもったいないので。好きなものは最後に食べる派です。クリスティの女性のドロドロ系の話、そ...

15

2016

【本】『杉の柩』(アガサ・クリスティ/ポアロ) ―エリノアの物語

『杉の柩』☆☆☆☆☆物語は裁判の冒頭陳述の場面から始まります。検察官によって淡々と進められる事件の説明。心配そうに、あるいは残酷に舌なめずりするように自分を見つめる多くの顔、顔、顔。被告席に立ったエリノアにはしかし検察官の声も徐々に遠くなっていき、それに引きずられるようにして事件当時の記憶の中に沈んでいく―。そうやって事件当時の回想が始まるとてもドラマチックな幕開けの今作は、中身もとてもドラマチック。事...