トラベルライターmugiの「旅行鞄にクリスティ」

トラベルライター兼フォトグラファーによる、 ラグジュアリー女子旅、ウェルネス旅行と美容の口コミレポ。 忙しい日常はちょっと見て見ぬふりをして、ご褒美旅行や偏愛コスメの世界に逃避行し元気をチャージして戻ってくる現実逃避ブログです。当ブログはプロモーションを含みます。

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2017

【王室御用達ケネス・ターナー フローラルクチュール】日々の生活に花の香りをまとう、イギリスの極上のフローラルクチュールが日本上陸

海外ドラマや海外小説を見たり読んだりする時の楽しみの一つが、その国・その時代の生活様式に浸る事。特に「名探偵ポワロ」等の時代の映像美溢れるイギリスドラマなら、生活感漂うプラスチックなんて見当たらない重厚な家具と上質な小物、そして画面の中から香りが匂い立ってきそうな程に飾られた花々を目当てに、ストーリそっちのけで見ている人もきっといることでしょう。私のことですが。ガーデニングが趣味のミス・マープルの...

03

2017

【本】『忘られぬ死』(アガサ・クリスティ著) ―面白いけど他作品の寄せ集め感が…

『忘られぬ死』☆☆☆★★☆4つか3つでとても悩んだうえで、☆3つにしました。ポアロ、ミス・マープル以外のアガサ・クリスティ作品はそんなに読み返していない為、筋もいつ読んだのか、この本持っているのすらもすっかり忘れており。多分かなり前に読んだのだと思いますが、もしアガサ・クリスティの他の作品をあまり読んでいないころに読んでいて、その頃の感想を覚えていたら☆4つ付けていたかも。この長編は、『黄色いアイリス』に収録...

18

2017

【本】『そして誰もいなくなった』…ってつい呟きたくなるよね?(アガサ・クリスティ著)

『そして誰もいなくなった』✩✩✩✩✩久々にポアロ物以外の本の感想を…、といいながら相変わらずのクリスティ作品です。来週2夜連続で仲間由紀恵主演のドラマが放送されるので、それに合わせて原作を再読。海外物が日本でドラマ化されるとイメージが違ってガッカリすることが多いのですが(特に思い入れの大きい話は)、この話はそんな思い入れ無いので結構楽しみにしています。仲間由紀恵でミステリーとなると、つい全部全てまるっと...

17

2015

3月のブログ検索ワードと、ブログ訪問のお礼とアガサ・クリスティ関連

4月に入ったので、3月のブログ検索ワードのまとめ。3月はなんと毎日更新、ブログ初めて9か月、初です。よく頑張りました。では上位5組。1、魔術の殺人2、ジェラルディンマクイーワン3、ポアロ ヘラクレス4、アガサ・クリスティ ドラマ5、アナイ セール めずらしく1位~4位まで、クリスティ関連でどーん!その他には「MAQUIA 付録 チークブラシ」「MAQUIA 付録 オバジ」なんかも、まとめるとランキングに食い込むぐらいの勢...

05

2015

【本】『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか』(アガサ・クリスティ著)―素人が犯人探しになぜ、ベストを尽くしたのか

『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか』☆☆☆☆★先日ベストを尽くして注文した『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか』、トッズのファミセの待ち時間にうお~!!と読み進め、どうにかミス・マープルのドラマ放送前に読み終わりました。滑り込みセーフ。私は原作未読でドラマを見るより、原作を読んでからドラマを見たほうが好きです。原作はミス・マープルものではなく、ノンシリーズ。上田&山田コンビ 違った、お嬢様と下々の者に...

02

2015

Amazonさんから『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか』(アガサ・クリスティ著)が届く

アンケートで当てたAmazonギフト券1000円分を速攻使って注文した、アガサ・クリスティの『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? 』が、本日届きました。全然関係ないですが、googleで「なぜ」と打つと、いろいろ深い問いが予測候補として挙がってきて面白い。なぜ人を殺してはいけないのか、なぜ生きる、なぜ蕎麦にラー油を入れるのか…。深いですね。そんな中にもちろん、我らが「なぜベストを尽くさないのか」、通称「なぜべス」...

01

2015

【本】バトル警視もの『ゼロ時間へ』―クリスティ作品の中では個人的に嫌いな犯人

『ゼロ時間へ』☆☆☆☆★NHKの今夜のミス・マープルの再放送に向けて、『ゼロ時間へ』を再読。こちら原作は、ミス・マープル物ではなくバトル警視ものです。ポアロやマープル物ほど読み返したりはしていないので、結構話の筋を忘れていました。バトル警視はロンドン警視庁所属、木彫りのような無表情の武骨な男性。バトル警視の登場する話は5作のみで少なめ。そのうち 『ひらいたトランプ』ではポアロとお知り合いになっています。そし...

31

2014

アガサ・クリスティ作品感想一覧【名探偵ポワロ/ミス・マープル等】

アガサ・クリスティ作品に関する、書籍感想メインの超個人的な感想一覧です。詳細はアガサ・クリスティと私へ。順番は早川書房クリスティー文庫を参考、私は細かいことは気にしないので表中の記載事項はいろいろ間違ってる可能性あり。ちなみにドラマ全体の感想は、最終話『カーテン』ではなくオリエント急行の殺人の感想の中で書いています。※☆の数はあくまで書籍の個人的評価で、ドラマに評価はつけていません。※全てこれから再...

30

2014

アガサ・クリスティ作品の個人的お気に入りベスト5と苦手な作品ベスト3 ―アガサ・クリスティと私

ブログ名からもお分かりだと思いますが。アガサ・クリスティの小説が好きです。この記事では改めて、私のアガサクリスティファン歴と、個人的なお気に入り・お勧め作品、そしてちょっと苦手な作品について、まったくの独断と個人的な好みに基づき書いていきます。アガサ・クリスティと私初めて読んだのは中学生か高校生かよく覚えていないですが、姉が買った本の中にあった『ポアロのクリスマス』かなんかだったような。その時は、...

17

2014

【ドラマ】『仄暗い鏡の中に』 ―鏡に映る心の闇(原作:アガサ・クリスティ)

『仄暗い鏡の中に』  このドラマはイギリスで放送された「Agatha Christie Hour」という、ポアロ・マープル以外のクリスティの短編の中から映像化されたドラマの内の一つのようです。この『仄暗い鏡の中に』は、書籍で言うと『黄色いアイリス』に収録されている短編「ほの暗い鏡の中に」で、作者はアガサ・クリスティですが推理小説ではなく通常の小説です。友人に、まるで幽霊の出そうな古い屋敷へ招待されたマシューは、晩餐の...

24

2014

【映画】『そして誰もいなくなった』―のか?(アガサ・クリスティ原作)

『そして誰もいなくなった』原作は言わずと知れたクリスティの傑作。登場人物は初対面同士で、人間関係が掘り下げられたりしないので、個人的にはこの作品の名声から連想する程には気に入っている作品というわけではありません。共感できる心理描写というよりは人間の疑心暗鬼の心理状態や、犯行方法が一番の見所なので、ネタがわかった後で何度も読み返し楽しむような話ではないかも。しかし一人ずつ死んで行く設定、童謡に合わせ...