【本日発売】持った時に女っぽい、消せるボールペンが新登場!ユニボ-ル R:Eとフリクション比較

消せるボールペンと言えばPILOT(パイロット)から出ているフリクション

ずらりと並んだ種類の多さに、2005年に発売されてからずっと愛され、いかにいろんな形・用途に求められてきたかを感じます。かく言う私もフリクションの多色ボールペンタイプフリクションボール3

フリクションボール ノック 0.5mm
他のペンにはないボールペン特有のなめらかな書き味と濃さ、そしてシャープペンシルのように消せるという利便性を兼ね備えた、無くてはならないペン。この便利さは、ほかに替えが効かないですね…?
…という消せるボールペンにおけるフリクションの独擅場に乗り込んで行ったのが、三菱鉛筆です。本日1/27に三菱鉛筆から消せるボールペンuni-ball R:E(ユニボール アールイー)

uni-ball R:E(ユニボール アールイー)
インク色:全8色
軸デザイン:全15種類
uni-ball R:E(ユニボール アールイー)
実は三菱鉛筆は、2010年にキャップ式の消せるボールペンを商品化しています。しかし残念ながら市場に浸透せず、消せるボールペンが消えたボールペンに…。そうした苦い経験を踏まえ開発しなおし、7年の時を経てこれならばと再度市場に挑戦したのがこのユニボ-ル R:Eです。商品名の「R:E」には、「くり返し」「何度も」「再び」といった意味がありますが、消せるボールペン市場にリベンジ、そういった思いも込められているのでしょう。
インク色は利用頻度の高いオフブラック、ローズレッド、コバルトブルーと、手帳やノートの色分けに最適なバイオレット、グリーン、サンオレンジ、チェリーピンク、スカイブルーの全8色。中でも利用頻度が高い「オフブラック」に関しては、軸デザインをスタンダード、黒インクカラー軸、ディズニー、ビジネス向けの4モデル、全15種類から選べます.、

このユニボ-ル R:Eにはいろいろな特徴がありますが、私が気に入った特徴はこの2点です。
- ボールペン後端をノックしてペン先を出せる
- 女性的なデザイン

1、ボールペン後端をノックしてペン先を出せる
ユニボ-ル R:Eは、ノック式の中でも、通常のボールペンによくあるボールペン後端をノックしてペン先を出せるタイプが採用されています。それだけ聞くと何が凄いのかわからないかもしれませんが、凄いのははこれ↓

消し具を使う時に、ロックがかかるので引っ込んでしまわないのです。通常のボールペンは消しゴムがないのでノック式で引っ込もうがどうなろうが関係ないですが、消せるボールペンでそれだと消すたびにカチカチ上下してうるさいし消しづらい。そうならないように研究に研究を重ね、逆さにした時にロックがかかる機能を搭載するのに成功しました。
ちなみに、フリクションもノック式ですが、ボールペン後端ではなく横についたクリップ(下の写真だと透明の軸のところ)を上下にノックするタイプ。

フリクションボール ノック 0.5mm
蛍光ペン:My Little Box

ペンケース:アウトドア ペンケース
個人的にはこれはちょっと使いづらくて、つい癖でボールペン後端をノックしてしまって、"あ、違うんだ" とクリップをノックしなおすという一手間がある。なのでノック式のタイプとしてはユニボ-ル R:Eの形が好きです。
2、流線型の女性的なデザイン
今回発売になるのは、スタンダード、黒インクカラー軸、ディズニー、ビジネス向けの4モデルで、私が写真の中で持っているのは黒インクカラー軸。これは特に女性向けに開発されたと思われる柔らかい雰囲気のモデルですが、4モデルとも形自体は変わりがなく、色と質感が違うだけなのかな?ちょっと細かいところまでは聞き忘れましたが、とりあえずどのモデルもこの写真と同じ、角ばったところのない流線型のシンプルなデザインです。

無駄がなく、スッとした綺麗な印象のペン。
一方フリクションの方は、クリップがノック部分を兼ねているためノックのしやすさを優先しているのか角があるデザインになっています。その他グリップ部分と先端部分の段差とか、フリクションは全体的にちょっと角ばってて事務的というか無骨な感じなのが気になるんですよね。

事務用品として持つにはいいのですが、特に好きなデザインではなく。

※余談ですが、上で書いている付箋はブログでもしょっちゅう推している「イケメン付箋
」です。イケメンに好きなことを喋らせることができる魔法の付箋。こんな風にブログ名を言ってもらうことだってできる。
ちなみにデザインの良い大人っぽいタイプのフリクションもあるものの、値段が高くなるのでここでは比較対象からは外します。ユニボ-ル R:Eの方は、クリップ部分はノックする必要がないのもあってか曲線の優しいデザイン。クリップに限らず全体的に角が無いので、持った瞬間になんか女っぽいなと感じるし、持った時に手が綺麗に見えるのはユニボ-ル R:Eですね。

消せるボールペンとしての書き心地・消し心地比較
元々フリクション自体が普通のボールペンに比べて淡い発色になっていますが、ユニボ-ル R:Eの方はさらにもう一段階薄い発色です。黒に限らずどの色も全体的に淡め。この辺は完全に好みになりますが、はっきりした色がよければフリクション、柔らかな発色が良い、あるいは非常に裏写りしやすい紙に書く場合なんかはユニボ-ル R:E。個人的にははっきりした発色が好きなので、インクはフリクションの方が好きかな。
ではユニボ-ル R:Eで書いた文字を軽い力で消してみると―

ちょっとわかりづらい写真になってしまったのですが、画面から見て垂直に一本線で消した部分が、所々まだ読めるのが分かるでしょうか?軽くこするだけでは、こんな感じで消しきれない部分があります。結構力を入れて消す必要があります。これはもうちょっと消し易くなって欲しいな~。部分的にちょこっと消すなら全く問題ないのですが、広い範囲消したくなった場合は結構力を消耗しそうです。消し易さはフリクションの方が優っていますね。
フリクションとユニボ-ルR:Eの比較まとめ
こんな具合で、各項目を比較したのをザッとまとめると、インクや消し具の性能で選ぶならフリクション、デザイン的な使いやすさと見た目の良さで選ぶならユニボ-ル R:E、という感じでしょうか。
機能のフリクション、デザインのユニボ-ル R:E、もしくは男性的なフリクション、女性的なユニボ-ル R:E(別にどっちがどっちの性別に向いているとかいう区分けではなく、商品自体のイメージがです)といった印象。どちらを選ぶか悩ましいところ。でも別にペンは1本でなくていいので、仕事や家で使うのはフリクション、外出時に持ち歩くようにはユニボ-ル R:Eという使い分けもいいかも?


なお以下は完全に余談で、消せるボールペン市場ではユニボ-ル R:Eで三菱鉛筆の挑戦を受けて立ったフリクションのPILOTですが、折れないシャープペンシル市場にも新たに参戦しています。

モーグルエアー
その名の通り、強い筆圧がかかるとペン先が潜って圧を吸収、折れない仕様になっています。書き出し時の衝撃も当社比で50%吸収とのこと。

こちらも少しだけ実際に試し書きさせてもらいましたが、ジャーペンで書く時に普段感じるジャリジャリ感や、キキッとひっかかる感じがなく、なめらかな書き心地。折れないシャープペンシル市場、私もゼブラのデルガード

デルガード タイプER 0.5mm
筆記具の熱い戦いの垣間見れたロフトネットストア



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