【那覇】車なしモノレールのみでノスタルジックな那覇を観光してきました【沖縄女子旅】

さて、先に備瀬でのステイについて書き始めていた沖縄旅行、旅程をまきもどって到着日に1泊した那覇での観光について書いていきます。
当初はレンタカーで沖縄を回るつもりだったものの、この旅行の前に足を少し痛めており、高速運転中に痛みが振り返すと危ないので、車なしで公共交通機関のみで回ることになってしまいました。
しかし公共交通機関といっても、バスは本数が少なく短い滞在で使うのは難しい。となるとモノレールのみ。沖縄で車無しで観光できるのか…?と不安でしたが、ちょうどいい感じの癒しのスポットめぐりができましたよ!
泊まったのは
琉球王朝時代の景色を残す石畳道や、那覇市内にぽっかり空いた別空間のような首里金城の大アカギの森、そして古民家の縁側で頂く沖縄料理と、すこしノスタルジックな沖縄の風景を巡って来ました。
ではまずは到着日の夕食からスタート。
ホテルはモノレールとシャトルバスに乗りやすい県庁前駅
沖縄へはLCCのPeachを初めて利用したのですが、LCCでは遅延・欠航はよくあることとのことで、今回も整備不良か何かで2時間近く遅れてしまい。
18時過ぎに到着で、あれ、本日の夕食の予定に間に合わない…? やはりLCCは今後使うのはよそうと心に誓います。

11月でしたが降りるとムワッと南国の熱気。まだ夏の名残があるようです。
上述の通り私たちはレンタカーが使えなかったので、ホテルへはモノレールで移動します。泊まったのは「ホテル ロコア ナハ」 、県庁前駅より徒歩2分の国際通り入口にある便利なホテルです。
初日のホテルは寝るだけだったので、モノレールの駅から近く、翌日午後に行く美ら海・備瀬方面のシャトルバスの乗り場からも近い、というアクセス面での利便性のみ重視して見つかったのがここ。
そんな感じで決めたので写真はほとんど撮っていないのですが、ここを選んだのはわりと当たりだったと思う。

リゾート感はないけれどこぎれいだしアメニティも充実、朝ご飯はたっぷり。ここは特に約50種類の料理が並ぶおいしい朝食ビュッフェが有名で、わざわざほかのホテルから食べに来る人もいるようです。確かに沖縄料理に、地酒にかなりの充実度でした。
手ごろかつ全体的にしっかりしたホテルなので、特に女性におすすめ。ちなみに私が色々比較した中では、
時間が無いので目に付いたお店で夕食
さて、上に書いたように2時間遅れて到着したため、チェックインを済ませたらもういい時間です。
本当は国際通りにあってホテルから徒歩10分ぐらいの第一牧志公設市場に行って、魚を買ってその場で調理してもらう「持ち上げ」で夕食にする予定でした。
でも市場なので閉店が早く20時には終了だし、そもそもは閉店間際の市場にはあまり魚がないかも。これは諦めて他のお店に行くべし。

しかし代替案を考えていなかったので、とりあえず国際通りの入口あたりを軽く往復し、いかにも the 沖縄料理的なものが食べられそうな目立っていたお店に。
「鮪とあぐー豚・沖縄料理あんとん」、島歌の生演奏付きで、しかも国際通り入口入ってすぐというこの立地なので、どう考えても観光客目当てのお店でしょうね。
でも1階席を見て、そんなチェーン店っぽさもなく、明るすぎず、意外と地元居酒屋っぽい雰囲気があるように見えたので入ってみました。

が、通された2階席は、細長い事務的な机に客を所狭しと通すいかにも団体客向け仕様の席でした。1階が良かった…。
しかし1階も2階も出てくる料理は変わらない(多分)ので、それはさておき早速注文しましょう。

沖縄料理やっぱり好き。ご飯が進みます。パラソルついた飲み物も頼んじゃう。

テビチと何かの牛肉と、沖縄行くと毎日1回は頼むジーマーミ豆腐。
あとはメニューに県魚のグルクンの唐揚げがおすすめとあったので頼んでみました。

骨までポリポリと食べれて美味しかった。
2階の雰囲気はあれですが、料理は普通においしかったし、島唄三線ライブは楽しかったし沖縄気分が盛り上がってきたので、これはこれでまぁよし。
ホテルに戻って、明日は早いので早々に寝ます。
モノレールで半日那覇観光
さて、翌朝。

そしてこのホテルの目玉である朝食をとりに、混雑すると聞いたので時間ぴったりぐらいに向かいます。急いでいたため写真や盛り付けがひどいのはご容赦を…。

このホテルにとまるのは1泊のみ。2日目の宿は、あの備瀬のフクギ並木の中にある憧れの1日1組限定のヴィラBirth the suiteに泊まります。

birthでの時間を少しでも長く取るためにチェックインできるなるべく早い時間に到着しようと、今日は14時那覇発のシャトルバスを予約。
なので今日那覇で観光できるのは半日のみです。半日で、モノレールのみでどこまで巡れるか―
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半日で行ける那覇の観光地は…
さて、9時15分ぐらいにはチェックアウトしホテルにキャリーケースを預けて、モノレールへ乗り込みます。5時間ほどしかない那覇観光、いろいろ回るのは無理なので今日の予定は、ほぼ首里城近辺にまとめました。
丸一日あるなら、まだ行ったことの無いガンガーラの谷や斎場御嶽に行ってみたかった。でもバスの本数が限られているのと、特にガンガーラの谷は事前予約が必要とのことで、バスと予約時間の兼ね合いでかなり時間を取られて難しそう。
そしてちょっと気になった瀬長島ウミカジテラスは、街中からわざわざ行くというよりは空港に寄りついでに行く感じ。国際通りもそこまで何時間もかけて回る感じではなく、ごはんついでに寄るぐらいが良さそう。
ということで、那覇で半日でいける観光地としては、やはり王道の首里城。そのそばには、素敵な石畳の道が続いている金城町石畳道もあるし、行ってみたいランチのお店もある。ということで首里城近辺を散策することに決定。
…なんですが、旅行の2週間前にあの火災が。
焼けてしまった悲しい姿を見に行くのはどうなんだろうか…と直前まで迷いました。でも石畳の道も歩いてみたいし、観光客が誰も行かなくなったら周辺のお店も大変だろうと、計画通り行ってみることに。
美しい金城町石畳道と聖域のような首里金城の大アカギ
ということでモノレールのゆいレールに乗り、県庁前から首里へと来ました。乗っていたのは約分15分ぐらい。そこからは徒歩。割と住宅地っぽいところをずっと歩いて行きます。

ここら辺の塀も道も木も、南国らしい風景で歩いているだけで気分があがります。駅から15分ほど歩いたでしょうか、道を左に回ると、道も壁も石に囲まれた金城町石畳道がフワッと目の前に。

琉球石灰岩が敷かれた石畳道の美しさと見晴らしのよさで、この風景が開けた時は感動しますね。なのでついキャーキャーはしゃいで写真を撮りたくなりますが、ここら辺は普通に住宅地なので、お静かに。
この時ちょうど10時ぐらい。弾む気持ちをなだめつつ、静かに写真を存分に撮りながらちょっとずつ階段を下りていくと、その途中で左の方に曲がる小道があります。
小さめの道なので、住民の方以外が通ってもいいのだろうかと一瞬躊躇してしまいますが、こんな案内看板が。

「赤木はこの先」
その他見どころなんかが書かれた看板も設置されているので、観光客が行っても大丈夫なようです。なんて親切な。安心してそちらをずいずいと進んでいくと―

住宅地ですよ!道の奥にぽっかりとあるこの場所だけ、ちょっとべつの空間に行ってしまったかのようです。
突然現れた、巨大な緑にうっそうと囲まれた小さな森。その中には見上げるのがつらいほどの大きなアカギが、合わせて5本生えています。そして上の写真の反対側には、推定樹齢300年にもなるご神木が。カメラに収めるのが難しい場所だったので撮っていませんが。

じっと立ってみているだけで、なんだか頭の中が澄んでいくような。

この首里金城の大アカギのある内金城御嶽(うちかなぐすくうたき)は、神様に祈りを捧げる場所。
御嶽(うたき)は観光客お断りなところも多い中、ここは自由に見せてもらえます。聖域ですし、すぐ横は住宅地なので、繰り返しになりますが騒いだりはしないように。
さて、脇道を戻って金城町石畳道をもうちょっと下ると、こんな建物が。

首里金城町村屋
古民家を、観光客のために休憩所として整備してくれたものなんだそう。お手洗い等もあり。
ちょうど石段を歩いて結構疲れていたところ!さて、一休みしようか…?

ワンピース:JUNGLE JUNGLE
バッグ:My Little Box

靴:outletshoes
…?痒い…足が痒い!見ると何箇所かぷっくりピンクに。蚊ではないですが2人とも何某かの虫に刺されたようです。
おそらく先ほどの首里金城の大アカギのあたりの草むらでしょう。そりゃあれだけ草生えてれば、虫もいるよね…。
なので大アカギを見に行く場合は、虫除けを忘れずに。そしてサンダルよりは、足が隠れる靴の方がいいと思う。
虫だけでなくて、石畳もかなり凸凹してヒールの全くないサンダルでも結構転びそうになったし、石で足の横が擦れて痛いので、この辺を観光する場合はスニーカーがお勧め。石畳は雨だとすごく滑るそうです。

一休みしつつ、水を飲みつつ、足を掻きつつ…。

そばの大きなガジュマルの木をみつつ。
ちなみに、ここに到着時は10時25分。私たちはかなり写真を撮りながらゆっくり歩いているので、普通に観光すればもっと早く回れるかも。
さて、足の疲れが抜けたら戻りましょう。途中で行きとは違う道にはいって―

首里城の横を通り抜けます。

焦げた跡が見える状態でしたが、観光客の姿も意外とあり。
私は首里城には10年ぐらい前に1度来たきりです。その後何度か沖縄に来てはいたものの、いつでも見れると思って寄っておらず。ずっと見られるなんて保証はなかったのに。
色々な気持ちを抱えて歩いて、そのまま脇を通り抜けてでた道を歩いてすぐのところに、お目当てのランチのお店「琉球茶房あしびうなぁ」があります。
歴史的な古民家を改築した琉球茶房あしびうなぁで縁側ランチ
琉球茶房あしびうなぁは、17世紀当時の三司官(高級役職)の住居屋敷跡「美里御殿跡」を店舗として営業。
写真で見たお庭が素敵だったので、ここで食べたかったんです。

着いたのは11時5分ぐらい。開店は11時で間もないので、縁側に座れました。ちなみに平日です。
頼んでいる間にもどんどん人が入ってきて、あっという間に席が埋まっていたので、縁側に座りたい人は開店直後を狙った方がいいですね。

とっても素敵。観光地のすぐそばとは思えない、落ち着いた時間が流れています。

定食系のメニューが豊富でしたが、時間が早いので、私は沖縄そば単品で軽めに。
そしてまたしてもジーマーミ豆腐。

もうメニューに見つけたら必ず頼んじゃう。お持ちのようにモッチリとした食感とピーナツの甘さが堪りません。かかっているタレも好き。
のんびりと食べているとサッとお天気雨が。目の前には南国の草花が茂ってて、光の向こうに雨も降って、それを縁側から眺めながらのんびり食事をするというのはなかなか素敵な時間でした。
さて、これにて那覇観光は終了。国際通りのホテルに戻って、預けていた荷物をピックアップして、バスを待つついでに時間が結構あったのでブルーシールアイスを食べて。

短い時間でしたが、ノスタルジックでのんびりとした沖縄を満喫しました。その後は幻想的な備瀬のフクギ並木と、その中にあるシークレットヴィラBirth the suiteへ。

備瀬は本当に美しい静謐な場所だったので、美ら海方面にいくなら日帰りではなくぜひ1泊してきてください。この記事の首里金城の大アカギに惹かれた人は、絶対に気に入ると思います。
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