旅行鞄にクリスティ

日々のあれこれを忘れ、手の届く贅沢で自分を甘やかし明日への活力を養うブログです。バッグにアガサ・クリスティを詰めて行く海外旅行が最大のご褒美。


【大井川鐵道】銀河鉄道の夜のようなノスタルジックなSLに乗ってタイムトラベルしてきました【静岡大井川旅行】


SL 大井川鐵道 C11形190号機

かなり前のことですが、ノスタルジックな世界に浸りに静岡県の大井川に旅行してきた記録を今更ながら。

大井川というとエメラルドグリーンの湖面の夢の吊り橋や機関車トーマスSLが有名ですが、それだけではありません。アンティーク好きには堪らない場所だったんです。

まるで銀河鉄道の夜みたいな木造のSLに乗って、大正ロマンなお宿に泊まって…。ノスタルジックな空気に胸がギュッと詰まるような旅となりました。

ではまずは新金谷駅より、80年前の蒸気機関車に乗ってタイムスリップ!

SL発着駅の新金谷へのアクセス


このひと昔もふた昔も前の蒸気機関車が走っているのが、大井川鐵道です。

日本で唯一、年間300日以上SLを営業運転している鉄道会社なんだそう。週末だけ、イベントのある時だけとかではなく、SLが現役の交通手段というところがすごいね。


ブリキ缶のような大井川鐵道でレトロ尽くしな新金谷駅へ


さて、東京から行く場合のアクセスですが、東海道新幹線に乗り静岡で下車。その後金谷駅へ向かい、乗車券と予約したSLのチケットを引き換えます。そして大井川鐵道に乗ってSLの発着する新金谷駅へ。

ここで乗るのはSLじゃない普通の大井川鐵道です。でもこれまたレトロで可愛い!

大井川鐵道 金谷駅

見てくださいよ、このブリキ缶のような車両。コロンとしたフォルムに、くすんだアンティークな緑がとても好みです。

大井川鐵道

このまま乗っていたくなりますが1駅で下車し、新金谷に到着。

SL発車時間まで結構時間があるので、駅のすぐ向かいにあるプラザロコで適当に時間をつぶし…と思ったらここがなかなか良かった!

まずはSLで食べる駅弁を買って、お土産を物色し―

新金谷駅 プラザロコ

レトロな駅の看板モチーフの消しゴムが可愛くて、買おうかどうしようかかなり迷いましたが、消しゴムほとんど使う機会がないので諦めました。

館内奥には、古い機関車や昔の駅舎を再現したものが展示されています。

新金谷駅 プラザロコ

新金谷駅 プラザロコ

明治時代に作られた機関車の転席に座れちゃったりもする。ノスタルジック好きにはたまりませんな。

新金谷駅 プラザロコ

新金谷駅 プラザロコ
ダウン:コントワー・デ・コトニエicon

乗り換えに結構時間があったので持て余すかもと心配していたのですが、持て余すどころか全然足りない。気が付いたらもう駅にSLが黒い煙を吐きながらこっちに来てる…!

慌てて走って向かいます。


大井川鉄道の蒸気機関車SLでタイムスリップ


ホームに滑り込んでくるSLを撮りたかったけれども、もう止まってるし人も多いしでそれどころではない。

SL 大井川鐵道 C11形190号機

あぁでも素敵。黒煙を上げてる姿がこんなに間近に見られるなんて。ちなみにきかんしゃトーマス号が走っているのも大井川鐡道です。

しかし大人の私はこのレトロなSLが好き。

SL 大井川鐵道 C11形190号機

早速乗り込みましょう…!

SL 大井川鐵道 C11形190号機

見てくださいよこのすすけた木製の床!

そして視線を左に移すと…

SL 大井川鐵道 C11形190号機

…!これが現代の風景とは!

SL 大井川鐵道 C11形190号機

まるで100年前にタイムスリップしてしまったかのようです。

大井川鐡道にはSLが4つ走っていて、一番古いのはC56形44号機で昭和11年製造。このSLはC11形190号機で1940(昭和15)年に川崎車両で製造された車両とのこと。80年前のSLです!

このドア…!

SL 大井川鐵道 C11形190号機

この椅子!

SL 大井川鐵道 C11形190号機

こんな世界の中に自分がいるんですよ!しかもこれから動き出すんですよ!

大井川鐵道

もうはしゃいでしまってどうしようもないですがとりあえず座席に座りましょう。といいながら座ってもひたすら写真を撮りまくる。そんなことをしているうちに発車するSL。

SL 大井川鐵道 C11形190号機

窓の外は雨模様。その後の観光を考えると雨は残念だけど、でもSLにはこのアンニュイな気分がとてもよく似合う。

見てわかるように座席や壁など、木でできているんです。ちょっとすすけて、時代がかったツヤのある木の質感が堪りません。

さぁ、ちょっと落ち着いたところで、新金谷駅で買った駅弁を食べることにしましょう。

駅弁

私はレトロな感じを味わいたく、握り飯の駅弁にしました。ホホホ素敵。

そんなことをしていると車掌さんが車両に回ってきました。なんとハーモニカの演奏をしてくれる。合いすぎる、この世界観に合いすぎる…!

「春の小川」や「春が来た」やら、昭和な感じの懐かしの曲。乗りの良いお客さんたちは一緒に歌っちゃったりもして。

SL 大井川鐵道 C11形190号機

木造の車両の中、ちょっと遠くにハーモニカの演奏を聞きながら、ガタンゴトンと揺られおにぎりを食べて、ときおり雨の降る外を眺める…。なんたるノスタルジックな時間でしょう。

ハーモニカの素朴なメロディを聞きながら、時折トンネルに入ってサッと暗くなった車内が白熱灯の灯りで照らされるたびに、何かを思い浮かべるのですが…なんだろう…?ちょっと胸がキュッとなるような…?

SL 大井川鐵道 C11形190号機

…銀河鉄道の夜だ! 乗り合わせた知らない乗客の人の声も、どこか愛しく思えるような胸の詰まるような感覚。これはまさしく銀河鉄道の夜の世界。

銀河鉄道の夜が書かれたのが1931年あたり。二人が乗っている列車はSLではないようですが、きっと車内の雰囲気は木製のこんな感じだんじゃないかな。

そんなことを考えながら乗っていると、現実がふと遠のいてどこか別の世界に運ばれて行ってしまいそうな感覚に。

大井川鐵道
スカート:GILTで買ったMAX&Co
靴:outletshoes
バッグ:milesto

ちなみ本場JR東北でも、銀河鉄道の夜をモチーフにしたSL銀河が走っているようです。ただあちらはあの時代のSLではないようですが、銀河鉄道の夜をテーマにした内装で中にはプラネタリウムがあるとかなんとか…!いつか乗ってみたい。

でもきっと、時代も世界線も飛び越えてしまったようなノスタルジックな感覚は、大井川鉄道のSLの方が味わえるかも。電車に揺られている間中夢心地で、もうこれだけでもこの旅行に来て本当に良かった。

SL 大井川鐵道 C11形190号機 蒸気機関車

そんな感じでぼんやりとうっとりと過ごし、時間があるからと持ってきた本もほとんど読む間もなく、終着駅「千頭」に到着。約1時間ほどのタイムスリップは終了です。

ここからバスに乗って、私達が本日泊まるこれまた大正ロマンな雰囲気のお宿へと向かいます。

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