【北欧オーロラ旅行記】スノーコロシアムでオーロラ鑑賞し可愛いキルナの街を散策【スウェーデン編】
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北欧オーロラ旅行の続きです。1月12日後半。ホテルで防寒具を準備し、いよいよオーロラ観賞へ。
そして翌日はキルナの街を少し散策、ハシュタへ移動します。
宿泊ホテルのスカンディック フェルム キルナに到着
宿泊したホテルは、

部屋のゴミ箱は、一個のゴミ箱で3種のごみが捨てられる。
分別やシンプルなデザインが北欧っぽい。

オーロラ鑑賞に持ってきた着替えやホッカイロを準備したら、ホテルの側にある防寒具レンタル屋さんへ向かいます。
オーロラ鑑賞用の防寒服をレンタル
レンタルしたのは、つなぎ服と厚底のブーツに分厚い手袋。そしてロシア兵のような帽子をかぶります。
防寒具の下には、たしかヒートテック2枚にカットソーとセーター、下はあったかパンツにヒートテックのタイツと靴下重ね履きだったような。それにカイロもつけたかな。
首にはスノボ用のネックウォーマー。手袋は前述のとおりのカメラ仕様の重ね履きで。キルナがこの旅程の中でたぶん一番寒いので、完全武装しました。

持っているかばんは機内持ち込み用のかばんです。なんと街歩き用に持ってきた皮のパッチワークバッグ、ベトナムで買ってこの旅で初めて使ったのですが、完全な不良品で使い物にならなかったんです。
側面部分で皮と皮を太目の糸(というかもはや紐)でザクザク縫ってあるのですが、その糸が異常に滑りやすくすぐ解け、結んでも結んでもしばらくするとほどけているという…。ほっておいたら鞄がパックリ綺麗に2つに分解しそう。これを持ち歩くわけにいかないので、重くて大きな機内持ち込み用のかばんを使うことにしました。
でも大きいので分厚い手袋や三脚などをガシガシ入れられたので、結果的には便利だったかも。機内持ち込みかばんが適当なバッグじゃなくて、持ち歩いても恥ずかしくないデザインだったのが不幸中の幸い。
機内持ち込みバッグについては、こちらの記事も参照まで↓
海外旅行に持っていくバッグの選び方【女性向け】 - 海外旅行に便利な持ち物・お役立ちネタ
海外旅行に持っていくバッグ・鞄は、標準的な場合は以下の3つ(もしくは1と2共通にして2つ)、 1、街歩きバッグ 2、機内持ち込みバッグ 3、機内預け入れバッグ(スーツケース)だと思いますが、私はそれにプラスして 4、ホテル内用ポーチの4つもって行きます。個人的なこれら4つのバッグを選ぶ時の条件とおすすめの愛用品を、写真付きでご紹介。なお、街歩きバッグに関しては女性向けです。...
スノーコロシアムでオーロラ鑑賞
何台かの車に分乗し、いざオーロラ狩りへ出陣です。
暗くてよく見えませんが、山の中のような森の中のような道をずっと進んでいきます。そしてついたと言われ降りると、目の前の空に白い天の川のようなもやが…。あれがオーロラかも、とか言ってる。
…かも?え?
どうやらオーロラのようです。わー、白い…。とりあえず見れた…。それ以外の感想はないな。この白いもやが、天の川なのか雲なのかオーロラなのか解らないときは、写真にとると判別できます。オーロラだと肉眼では白に見えても写真なら緑に写る。
そんな感じで、オーロラが見えたというのにイマイチ感動の薄いまま、とりあえず道の左手にある、明かりのないひらけた鑑賞ポイントへ向かいます。真っ暗で、カメラどこ?懐中電灯どこ~!手探りで懐中電灯を探し、暗い中どうにか三脚をセットし撮影。

中央にうっす~らと緑の帯。目の錯覚ではありません。オーロラなんです!これが。一眼レフみたいなすばらしいカメラをお持ちの方々からは、「写った!凄い!」と黄色い歓声が上がる。しかし私のへっぽこコンデジではこんなのが限界…でもオーロラなんです

写真では緑に見えても、肉眼ではただの白いもや。動きもしない。ずっと見ていると、10分前よりは広がっていたりするけれど、カーテンのように揺らめいたりもしない。ただの白い帯。
寒くなってきたし、どうがんばってもこれ以上カメラに写らないしで、小屋みたいなところに退散。ここはサーメ人の移動住居コタとのこと。ここで食事を作ってもらう。

火が焚いてあって暖かい…、と、ここで猛烈にカメラが曇ってくる。やばいやばい!慌てて鞄にしまいます。カメラに温度差は、結露ができて壊れてしまうので厳禁。温度差のある場所に入るときは、口のしっかり閉まるビニール袋に入れてゆっくりと温度が変わるようにします。
さて、ザ・男の料理!という感じで作ってもらったのはトナカイ肉とポテトのシチュー。

トナカイ肉は日本で食べた鹿の肉に似てるような。トナカイも鹿の一種だったけか?弾力があって噛み切りづらいけどおいしかった。そしてコーヒーはものすごく苦くて明らかに失敗していたw
その後スノーモービルみたいな橇みたいな乗り物に乗って、凍ったトルネ川の上につくったスノーコロシアムに行き、再度オーロラ鑑賞に挑戦します。が、前よりさらに小さくなってる…。でも写真には映りました、心霊写真のように。

スノーコロシアムは、氷の壁で丸く囲まれていて、壁には氷のベンチがついていて、そこにスノーモービルについていたトナカイか何かの分厚い毛皮を敷いて座ります。ワクワクするようなシチュエーションですね。
がしかし、スノーモービルについていたので当然毛皮も凍っている。氷の上にすわるよりは全然ましなんだろうけど、お尻がとても冷たいです。コロシアム内に焚き火もあるけど、あたってる前面だけぬるくあったかいのみ。ちょっとでも離れると速攻で冷えます。
しばらくそんな感じで待ちましたが、オーロラは薄くなるばかりだし寒いしで、皆でホテルへ引き上げました。いいんだ、ここまで来てオーロラが見れなかった、ということは無くなったからいいんだ…。
キルナを散策
1月13日 キルナ散策、ハシュタへ移動
朝起きてすぐ、姉とホテルの外に出て、周りに人がいないのを見計らい日本から持ってきたシャボン玉を取り出します。氷点下では凍ると聞いたので、100円ショップで買って持ってきていた…Oh!キャップが取れて漏れている。まぁいい、気を取り直して吹いてみる。…普通に飛んで割れました。夜の間だったら凍ったのかな…。しょうがないので姉と二人で普通に吹いて遊ぶ。
ホテルの朝食はそこそこ種類がありました。ワッフルを自分で焼ける器具があって焼いてみちゃったり。
北欧名物のにしんのマリネもありました。わ~いと思ってがっつりとってパクッと食べたら…なんじゃこりゃ~!一度に取りすぎたのもあってか、お酢にやられたのか妙なすっぱさで食べることが出来ず。私はすっぱいものも、お酢もマリネも大好物なのですが、これはなぜか食べられませんでした。
にしんのマリネは美味しいときいていたので、たまたまこのホテルのがまずかったのか、種類が悪かったのか…。でもまあその他の料理は普通に美味しかったです。
朝食を食べた後は、ひとりで外に出て、真っ白な街を散策します。薄暗いですが、時計にあるとおり10時半。日曜日だからかな、お店はほとんど閉まっていて、スーパーしか開いていません。

とりあえずはキルナ教会へ行ってみました。こんな、道まで完全に雪に覆われたところを歩くのは何年ぶりだろう。歩いていくと、少し高くなっているところに教会が見えてきました。葉の落ちた木に囲まれた教会、なんだか童話に出てきそうな雰囲気ですね。
旅用に新たに買ったカメラの機能を試すべく(今頃?)、ドラマティックモードとやらで撮ってみたらこんなことに。魔女がいそうな家じゃない?でも教会です。

同じツアーらしき人達が来ていて、「中も見せてもらえますよ」と教えてくれる。では中へ。中は素朴な感じ。小さいころ教会でお習字を習っていたのですが(どんな組み合わせだw)、なんとなくそれを思い出したり、小さいころ読んだクリスマスの話を思い出したり。なぜだか懐かしい感じの教会です。






他に行くところもなく、街中をあてもなく散策。普通のお店がおしゃれです。こじんまりとした街だけど、とてもいい雰囲気。お店が開いてないのが残念だな。犬の散歩は橇でするのね、お国柄。




こちらは屋根の雪下ろし中。

さて、部屋に戻って、チェックアウトの準備をすませて、ホテルのレストランへ向かいます。添乗員さんが言うには本当はナルヴィークで昼食の予定だったけれど、ホテルの好意で昼食を用意してもらえたとかなんとか。

テープルセットがかわいいです。簡単なビュッフェ形式のもので、赤いジュースがとっても美味しく(リンゴンベリー(コケモモ)ジュースかな?)何杯も飲んでしまう。これから列車に乗るのに、危険だわ。レストランの窓から見えたのは風車?

トイレに行ったりして準備を整え、スーツケースをもってロビーに。ロビーはこじんまりとしていますがかわいいです。

ロビーの机にあった小人の人形。トロール?なんか北欧っぽいね。

欧州最北鉄道ノールランストーグのチケットをもらい、キルナ駅へ移動します。
レンガ造りのかわいい駅。列車に乗り、次の宿泊地ハシュタへ向かいましょう。

【宿泊ホテル】
981 38, Norrbotten, Kiruna, Stadshustorget 11
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