日焼け止めの絶対条件 ―琉白(ルハク)2016夏のビューティーセミナーと月桃UVボディヴェール
※当ブログはプロモーションを含みます

先週行われた「琉白・2016夏のビューティーセミナー」に参加してきました。琉白は今期一番気に入ってメインで使っているUV化粧下地のブランドなので、とても楽しみに行ってきましたよ!
実はこの時お会いしたかった方がいらっしゃっていたのでわりと挙動不審になってしまったのですが、それはさておき、場所は今回のゲスト講師である小松和子さんのサロン【suser(スセリ)】です。

セミナーは、ビタミンCたっぷりのシークワーサージュースやスーパーフードの黒人参を使ったお茶、沖縄の洋菓子店joiejoie326の美味しいクッキーと、沖縄づくしの美容に良さそうな物を頂きながら、少人数でアットホームな雰囲気で行われました。

今回は「紫外線対策と日焼け止め選び・使い方レッスン」ということで、主に日焼け止めに関しての勉強会です。
単に知識を得るというだけでなく、日焼けに対する考え方・スタンス、自分の中での日焼け止めを選ぶ基準の持ち方など、根本的な部分でとても勉強になった充実のセミナーで、水への落ちにくさの実験なんか結構衝撃的でした。
思うままに書いているとあまりに長くなってしまったので、特に印象に残った部分のみかいつまんでレポートします。

日焼け止めの適量
UVA・UVB等紫外線がもたらす影響といった基本的な事柄を学んだ後、テーマは日焼け止めを塗る量へ。まずは『日本化粧品工業連合会SPF測定法基準』にのっとり実際の測定で行われている塗布量(5cm×7cmに70mg)と同じ量を塗ってみます。

いろんなブランドのいろんなタイプ(パウダー、クリーム、バーム)の日焼け止めを塗ってみました。私はクリームタイプを。かなり厚塗りするときいたことがありましたが、正直ここまでとは思いませんでした。

こんな肌が見えないぐらい真っ白に厚く塗りたくって計測した数値が、SPFとして表記されている…。私が塗っている量は確実にこれの半分以下なので、普段SPF数値が高い日焼け止めを選んでいますが、実際の数値としては半分ぐらいになってしまってるんでしょうかね。

どのタイプも、結構凄まじい量塗ってのあの数値。実際の生活では、見た目の面でもベタつき面でも正直そこまで塗っていられませんが、そこまで塗らないと日焼けは防げないというのが現状だとのこと。
また、一般的によく言われる「日焼け止めはこまめに塗り直さなければならない」ということに関しても、上からパウダータイプで重ねたりするのではなくて、落として塗り直すことが想定されているとか。しかし日常生活ではそんなことしていられません。が、これもまたそこまでしないときちんと防げない、ということのようで…。
SPF50+ PA++++だからといっても日焼けを完全に防げるものでもなく、また理想の塗り方も実際の生活の中ではちょっと無理があります。しかし無理だからと言ってやらないわけにもいかず、実際の生活と折り合い付く範囲で、高いSPF値のものを塗るだけで満足せずにできる限り厚く塗り、できる限り塗り直す方向でやっていくしかないようです。

こっちは顔に塗る量。比較用にマッキーを置きましたが、ちょっとわかりづらいかな。実際見ると、ちょっと無言になりそうな量です。
日焼け止めを選ぶ条件
日焼け止めの機能・成分・使い心地のどこにこだわり、どこを妥協するか、ここは人や生活スタイルによって変わってきますが、今回のセミナーで日焼け止めの選ぶ時のベストな条件として6つ聞いた中で、誰でもこだわった方が良いと感じた条件は特にこの2つでした。
・汗で落ちない
・使い心地が良いもの
「汗で落ちないものを」というのは良く言われることですが、後述の実験であまりに簡単に落ちていく日焼け止めを見て衝撃的だったので念のため入れました。売り物として一般的に売られてる日焼け止めなんだからもうちょっともつだろうと過信してしまっていましたが、水に弱いものは本当にちょっとの水・汗でもダメなようです。夏だったら、SPFがいくらであっても1時間どころか家から最寄り駅に行くまでの間に汗で全て消え去りそうなぐらい。
もう一つの「使い心地が良いものを選ぶ」というのは、別にその方が気分が良いからとかではなく、できる限り厚く塗れるようにするために、沢山塗っても使用感が良い日焼け止めを選ぶということです。

今まで自分が漠然としていた選び方を振り返ってみると、高いSPF値でなるべく薄付きで伸びがいいものを、伸びるままにさーっと塗り広げて使ってしまっており。厚塗りした方がいいとは頭ではわかっていたものの、実際は無意識のうちに薄く薄くのばしてしまっていました。これでは低SPF値のものを使っているのと変わらない、薄付きのまま使うんじゃないんだ、できる限り量を沢山塗るために使用感のいいものを選ぶんだ、という考え方は目から鱗でした。
以上2点を、「ものすごく厚塗りして何度も塗り直す」という理想的な日焼け止めの使い方が実際の生活では難しい中で、この2つの条件に気を付けて選ぶことだったら誰にでも現実的にできる日焼け止めの効果を高める方法だなと思いピックアップしてみました。尚その他の条件は長くなるので割愛しますが、琉白のコラムに載っていたので気になる方はそちらも見てみてください。

琉白 月桃UVボディヴェール
今回のセミナーでは、琉白から16年7月1日に新発売となる顔・からだ用の日焼け止めの紹介もありました。SNSでこのフェイス兼ボディ用の透明タイプの日焼け止めの販売を耳にしていたので、このセミナーで発売前の商品が触れるのではと実は楽しみにしており。

【琉白】月桃UVボディヴェール

ちなみに、今年の4月に既に発売されている琉白のUV化粧下地↓シークワーサーブライトニングUVヴェールは、私が今一番気に入っている顔用の日焼け止めでもあります。ブログでも何回か書いているような気がしますが、オーガニックということを抜きに考えてもとても使い心地が良い。

琉白 シークワーサーブライトニングUVヴェール 3,465円(税込)
このUV化粧下地は琉白の人気のシークワーサーブライトニングシリーズから出ているもので、柑橘系のいい香りがするのですが、新しく出る日焼け止めは月桃スキンケアシリーズからになります。エコサート認証取得ながら「SPF50+ PA+++」で「ライトウォータープルーフ」で「軽い使い心地」というUV化粧下地の利点だった点はそのままで、大きな違いは
・香りが弱め
・透明タイプ大容量で体にも使える
・石鹸で落とせる
といった点です。


汗・水に強い
気になるのが、上述の「日焼け止めを選ぶ条件」で挙げた項目に関してですが、まずは水への強さをチェック。どれだけ強いか、比較用にその他のオーガニックブランドの日焼け止めと一緒に水を吹き掛けて実験してみると―

手の甲左の白い方が琉白 月桃UVボディヴェールで、玉のように水を弾くのに対し、右のとあるオーガニック系日焼け止めは、こすらず霧吹きで水吹きかけただけで一瞬で流れ去りました。これには、う~ん、これが日焼け止めとして普通に一般的な場所に売られているのか、とちょっとショックでした。これまでは水に入らない時はそこまで水に強くなくてもいいかと思っていましたが、ここまで弱いと汗かいてちょっと拭いたら普通にごっそり取れてしまう。レジャーだけでなく普段使いの日焼け止めでも、汗・水への強さはちゃんと確かめないとダメですね。
月桃UVボディヴェールの方は、既に私も使っているシークワーサーブライトニングUVヴェール同様、安定の水のはじきっぷり。
使い心地
そして使い心地はというと―


液体自体は白ですが、広げるとすぐに透明に。その場で比較しなかったので正確なことは言えませんが、シークワーサーブライトニングUVヴェールと比べると、さらに軽い付け心地のような気がします。

人差し指と中指の間が塗っていない所・ある所の境界線。光っているので明るく見えるかもしれませんが、白浮きなど色の差が出たりはしません。残念ながら試す時間が短かったので、もうちょっと広範囲で1日付けた後の状況なんかはお伝えできないのですが、塗り心地に関してはかなり気に入っています。さすがに全くベタつきなし、とはいかないものの、SPF50+ PA++++の日焼け止めの中では相当使い心地が良い部類だと思います。
私は特にオーガニックのヘビーユーザーと言うわけでは無く、なるべく肌に良いものを使いたいけれども、特に顔に関しては人目に付くし、白浮きしたりベタつきが酷いぐらいだったらケミカルの日焼け止めを選びます。日本の大手メーカーの一般的なケミカルの日焼け止めには、ヨーロッパで環境ホルモンの疑いのある化学物質(≒ホルモンを攪乱する作用のある物質)として挙げられている成分がいまだに普通に入っているようで。甲状腺ホルモンの病気であるバセドウ病もちの私としてもこれはとても気になるところ。しかしいくら体に悪いと言われようが多少肌に負担があろうが、だからといって安心なものを選んでベタベタの顔に化粧して仕事したり白浮きしたまま1日過ごすのは実際の生活では難しく。
でも琉白の日焼け止めに関しては、ケミカルの日焼け止めと比較しても機能面・使い心地で遜色ないです。そしてその上でオーガニックである、というのが他と比較して頭一つ抜き出ている部分。単独の機能、例えばウォータープルーフだったり肌補正だけで言えばこれより良い日焼け止めは正直言っていろいろあると思いますが、機能・使い心地・さらに成分において全般的に満足度の高いものはなかなか貴重だと感じるところが、私が琉白の日焼け止めを気に入っている理由です。

顔の日焼け止めにはどちらを使うか
新発売の月桃UVボディヴェールは、体用としてはもちろんのこと顔用としても使えます。となると既に発売されてるUV化粧下地シークワーサーブライトニングUVヴェールと比較し、顔に使うならどっちを選ぶか。
私自身が使う場合は、顔には既存のシークワーサーブライトニングUVヴェールの方を選びます。自然なオレンジピンクの色付きで多少の肌色の補正効果があり、面倒な時はファンデーション無しでそれだけでいけるぐらい使い勝手が良いので。その上香りも大好きな柑橘系。でも私は日によって吹き出物が大量発生して顔に赤みのあるものを塗るのは避けたい時も有り、そういう日はピンクがかったシークワーサーブライトニングUVヴェールではなく他ブランドのUV下地を使っていました。なのでこの他ブランドのUV下地の在庫を使い切ったら、赤味の気になる日用に透明タイプの月桃UVボディヴェールも買おうかと思っています。また、シークワーサーブライトニングUVヴェールは人によっては色味が合わず、白めに感じる人もいるようです。なので、基本的にはシークワーサーブライトニングUVヴェールがおすすめですが
- 肌の赤味が常に気になる人
- 香りが弱いほうが好きな人
- 肌の色が暗めで、かつ店頭に現物の色味をチェックしに行けない人
- 石鹸で落とせるタイプが良い
こういった人には、顔用には新しく出る月桃UVボディヴェールの方が良いかも。こちらは万人に合いやすい日焼け止めだと思います。そして体にももちろんおすすめ。

【琉白】月桃UVボディヴェール

3,960円(税込) 容量:60mL (7月1日新発売)
何だかんだ言ってもこの日焼け止めの一番のおすすめポイントは、オーガニックながらこの使い心地の良さなので、写真では伝わらない部分もあり。琉白の商品が実際に手に取れるところは、一部の西武百貨店・そごう・イオンに入っている「オーガニックマーケット」や、東急ハンズ&ハンズビー、イオンボディ等で取り扱いがあるようです。この日焼け止めの取り扱いがあるかはちょっと不明なのですが、見かけたらぜひテスターを試してみてください。
なお、琉白公式オンラインショップの方では既に予約受付中で、もれなくエナジーバープレゼントの発売記念キャンペーンが行われています。また同じく月桃シリーズからトライアルセットも出ていて、これは結構お得なセットで一人1回限りなのですが、そちらもおすすめ。

【関連エントリー】
琉白月桃スキンケアトライアルセット 使ってみました―敏感肌を強い肌に育てる国産オーガニックスキンケア
見た瞬間買いました ―琉白の冬ギフトセットで、念願の月桃&ジンジャーウォーミングボディオイルをゲット


7/13追記:この日焼け止め、いろんな雑誌に載って注目されていたせいか発売と共にすごい勢いで売れてしばらく欠品していましたが、また入荷されたようです。 シークワーサーブライトニングUVヴェールの方もVOGUEのツイッターに取り上げられていたりして、どちらも人気のようですね。
PA++++、しかも水弾きがよく汗にも強く、オーガニックでここまで?と驚きの逸品。SPF50限定、 高機能vsオーガニックUVベース対決。(Rieko Kosai)https://t.co/F5LPpXtyJ3 pic.twitter.com/kwI1F0vPBw
— VOGUE JAPAN (@voguejp) 2017年5月25日
オーガニックマーケット等店頭でも順次入荷とのことです。どのぐらい入荷数があるかは不明なので、欲しい方は見つけたら買っておいた方が良いかもしれません。
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【琉白】トライアルセット![]() | Biople by CosmeKitchen![]() |
世界が認めたオーガニックコスメ【琉白~るはく~】トライアルセット | ルハク公式オンラインショップ |
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