トラベルブロガーmugiの大人女子旅ブログ「旅行鞄にクリスティ」

トラベルライター兼フォトグラファーによるラグジュアリー女子旅、ウェルネス旅行と美容の口コミレポ。 忙しい日常はちょっと見て見ぬふりをして、ご褒美旅行や偏愛コスメの世界に逃避行し元気をチャージして戻ってくる現実逃避ブログです。当ブログはプロモーションを含みます。

Top Page > タグ: 名探偵ポワロ

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2017

オリエント急行でティータイムしてきました@箱根ラリック美術館LE TRAIN(ル・トラン)

いつかオリエント急行にのって旅がしたい、というのは多くのアガサ・クリスティファンの夢見ることでありましょう。本物のオリエント急行は残念ながら運行を終えてしまったようですが、その復元バージョンでいいので、それに乗ってヨーロッパを横断したい…。しかししかしそこは「レールの宮殿」「列車の貴婦人」と称された豪華寝台列車、お値段もそりゃもう豪華なもので夢のまた夢。宿泊なんて贅沢なことは言わないから、ほんのち...

27

2017

富士屋ホテルとオリエント急行でタイムトラベルしてきました【アンティークで大正浪漫な箱根旅行記】

インスタの方ではちょくちょく上げていましたが、5月に両親と箱根旅行に行ってきました。久しぶりの親子旅行、両親ももう年なのでホテルで休む時間を多めに取り、観光地をいろいろ回るよりも、ホテル自体が楽しめるような雰囲気のある良いホテルでのんびりしよう…ということで、まず登録有形文化財で日本のクラシックホテルの代表の一つ、箱根・宮ノ下の富士屋ホテルに泊まることから決定。今回はエースJTBを使用宿が決まったら申...

14

2017

【ドラマ】名探偵ポワロ『三幕の殺人』 ―舞台的演出が良い

『三幕の殺人』原作は主要登場人物が受け付けずずっと苦手で、最近はわりとそこまで嫌ではないもののいまだに苦手意識の残る作品。なのでドラマはどうかな~と心配して見ましたが、これはドラマの方が好き。あらすじはNHKオンラインより― ポワロは友人の元俳優サー・チャールズが開いたパーティーに招かれる。そこにはチャールズの親友の精神科医ストレンジなど、さまざまな人が集まっていた。だが、その席上で老牧師がカクテルを...

04

2017

【ドラマ】名探偵ポワロ『第三の女』 ―オースティン・パワーズな孔雀デイビットが見たかった

『第三の女』あ~やっぱりオリヴァ夫人好き。原作でも好きだったオリヴァ夫人のお目覚めシーン、ドラマはセリフはだいぶ変わっていましたが、それでもここの掛け合いは大好きですね。「大丈夫、こういう人なんです」w ちなみに、原作でのオリヴァ夫人の目覚めの第一声は、「孔雀を買いましょう、頭をぶんなぐれ!」です。孔雀というのはデイビットのことも指していて派手な恰好が孔雀に似ているのでオリヴァ夫人が名付けたのです...

18

2017

【ドラマ】名探偵ポワロ『鳩のなかの猫』―鳩のなかの猫が犯人、鳩の中のペンギンはポワロ

『鳩のなかの猫』タイトルの『鳩のなかの猫』は場違いな人間のいることを表す言葉のようです。この猫というのは、名門女子高に紛れ込み女子学生の膝を観察する小太りのおじさんのことですかね? ポワロさん、原作だと緑に光る眼がよく猫のようだと例えられているし…いや、ポワロさんはペンギンか。以前『なぞの盗難事件』 の感想で、ポワロさんってペンギンに似ているという感想を書いたことがあったのを思い出しました。私にもま...

22

2017

【ドラマ】名探偵ポワロ『ひらいたトランプ』―ストッキングのシーンのみを楽しみに見る

『ひらいたトランプ』原作読んだ時、国籍不明で悪魔的容貌に見えるシェイタナというのがどうも想像しにくかったのですが、ドラマはイメージぴったりですね!しかしそれも外見のみで、中身は真逆…?とりあえずあらすじを、NHKオンラインより引用。シェイタナは犯罪芸術を集めているという謎めいた男だった。彼の屋敷で開かれたディナーに、ポワロを含め8人が招待される。食後、2組に分かれてブリッジをすることに。ポワロはミステ...

09

2017

【ドラマ】名探偵ポワロ『青列車の秘密』 ―勢いで乗り切る

『青列車の秘密』土曜の再放送も終わってしまったし、あとは水曜の再放送に間に合う程度にゆっくりと感想を上げていこうと思っていたらあっという間に水曜の再放送に追いつかれてしまったわ。ということで今週の再放送前に慌てて視聴した『青列車の秘密』ですが…ん?これは青列車の秘密か?というほどガラッと大きく変わっています。変わっていないのは犯人と列車の名前と…ぐらいの勢いで改変されており。原作は著名な宝石を巡る殺...

04

2017

【ドラマ】『オリエント急行の殺人』、そしてドラマ「名探偵ポワロ」シリーズ全体の感想

『オリエント急行の殺人』『(オリエント急行殺人事件)さてさて、ドラマ『オリエント急行の殺人』の感想です。『オリエント急行の殺人』は原作も大好きで、しかし原作では一度も泣いたことはないけれども、ドラマはもうこれは見るたびに泣いてしまう。ちょうど本日『カーテン』の再放送をしていますが、『カーテン』の方ではロクな感想を書かなかったので、そちらも含めてドラマ全体的な感想も書いていきたいと思います。なので『...

21

2017

貴婦人のハンカチでアガサ・クリスティごっこを ―近沢レースのレースミニタオルハンカチ

いつかブログにも載せたいと思っていたMy 貴婦人のハンカチ近沢レース、『オリエント急行の殺人』の感想の時にちらっと書いたので、ついでにご紹介。関連エントリー:【本】『オリエント急行の殺人』(アガサ・クリスティ/ポアロ)-探偵側で、犯人側でアガサ・クリスティ作品を読んでいると出てくるのが取り調べを受ける容疑者達の古き良き時代的なアンティークな持ち物の描写で、私はこれを目当てに読んでいると言っても過言では...

12

2017

【ドラマ】名探偵ポワロ『複数の時計』 ―この諜報員なら私でも騙せるかも…!

『複数の時計』つらい。原作のできがあんなんだったものでドラマも恐る恐る見ましたが、やっぱり90分見続けるのが苦痛でした。なので止めては休憩を挟み止めては休憩を挟みで細切れに見ていてあまり筋も把握できてないし、感想もほっぽりだして旅行行ったしでもうよく覚えていないよ…。第11シリーズからは原作が酷い出来の物ばかりなので、ドラマ作る人も大変なんだな、そんな話。冒頭、なんだこのひげもじゃと思ったら、推理小説...

20

2017

【ドラマ】名探偵ポワロ『ハロウィーン・パーティー』-全体的にイメージが違う

『ハロウィーン・パーティー』な~んて美しい庭!あれがドレイク家個人の物とは!しかし原作の、石切り場を自然そのもののように綿密に計算し造り変えた、ニンフや半獣のいそうな美しい隠し庭園というのとはだいぶイメージが違いますね。どちらかというと、その対比として示されていたベルサイユ宮殿系の幾何学的庭園に似ているような。原作と大筋は変わっていませんが、こまごまとした設定・イメージが変っています。そういえば原...

07

2017

【ドラマ】名探偵ポワロ『五匹の子豚』 ―アミアスの絵は映らないの?!

『五匹の子豚』とても大好きな原作のドラマ化は、やはりとても大好きな作品になりました。ドラマだと最初から人物が映ってしまうので、事件記録という被告・原告といった記号的で無味乾燥な人物像が、関係者の手記を通じてブワッと目の前に広がり十数年前に戻ったかのように生き生きと蘇ってくる原作のような圧倒される感覚はないのですが、でもその代わり、もう戻れない幸せな時代の最後の数日、といった全編に漂うノスタルジック...